こんにちは。EURO2012は見ておりますでしょうか。明け方の死闘・・・とうとう4強が決まりましたね。ますます目が離せない!

さて今日は、「サンドイッチコア材にコルク?性能改善に期待」というお話です。

Put a Cork in It: Research Details Quiet Composite Material (ScienceDaily)

デラウェア大学の研究チームによると、ワインの栓などに使われているコルクをコアとして、表面板をCFRPのサンドイッチ構造にすることで、ロハセルをコアとするよりも、機械的特性の損失なく減衰性能を250%も改善出来たそうです。

Jonghwan Suhr助教授によれば、
「(コルクは)エネルギーを吸収し、タフで軽量、耐衝撃性もある。そして優れた振動および音響減衰性を持っている。さらに、独特な細胞配列のおかげで熱特性も良い。吸湿もしない。」
とのことで、物性の魅力もさることながら、

「安い」

というところも大きなメリットの一つでしょう。

コルクとCFRPといえば、断熱材としてCFRPの表面をコルクで覆い、ロケットへ採用されているようですが、サンドイッチ板としては個人的に見たことがありません。これまで主流の樹脂発泡体やハニカムに続いて、新たな用途が開発されるのでしょうか。

CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。

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CFRP 加工」のエーシーエム

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