こんにちは。今日は寒いですね!あっという間に気温が下がり、毎日着ていくものに悩みます。

さて今日は、「先端材料技術展2013の所感」というお話です。

今年の先端材料技術展は2011年と比較して、私が数えたところによると、素材や成形など材料に関する展示が約4割、加工装置に関する展示が約3割という基本構造は変わっていないものの、装置関連の出展が目立っていました。特に各装置メーカーが揃って装置そのものを展示し、積極的な実演を行っていたのが印象的でした。一方、成形メーカーのいくつかは大手炭素繊維メーカーに買収されたこともあり、成形メーカー単独での出展数は減りました。

つまるところ、CFRPを含めた複合材料そのものよりも、それを加工する装置の方が展示会を牽引していたように思います。言い換えると、成形や機械加工の装置の選択肢は広げられているなかで、我々成形メーカーがどれを選択して特色ある技術確立を行っていくか決めかねている(ないしは試行錯誤している)現状が浮かび上がっているようにも見えます。

個人的には、先端材料技術展というからにはやはり材料そのものにスポットライトが当たってほしいもの・・・そのためにこれだ!という用途を見つけ、それにふさわしい生産プロセスの開発に取り組まなければなぁ、と改めて思いました。次なるCFRPのヒット商品を開拓するために、皆様からのお引き合いもぜひお待ちしております。

CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。

炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
CFRP 加工」のエーシーエム

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