こんにちは。先週の努力もむなしく、今週はまたしてもブログの更新が滞ってしまいました。反省しております。

さて今日は、「次世代を担うプラスチックたち」というお話です。

少し前の号ですが、とある雑誌にバイオマス・プラスチックの特集が載っていました。そのなかでも、実用化に近いPLA(ポリ乳酸)についての話が印象的だったのでご紹介します。

PLAは、他のポリマとアロイ化したり添加剤を入れることで、耐熱性や耐衝撃性、成形性などを石油系汎用プラスチックと同等にしているそうです。したがって、添加剤や改質剤の種類や量はコストに関係しますので、欲しい製品の要求性能を見極め、必要なものだけ添加することが重要であると書かれていました。

この話はCFRPにとてもよく似ています。何でもかんでも強い材料を作るのではなく、本当に必要な性能と妥協してもよい性能を整理し、最適なプリプレグや積層方向などを決めることが、CFRPの良さを生かすことにつながるからです。

バイオマス・プラスチックとCFRP、次世代を担う2大プラスチックは、どちらも用途に合わせた材料開発が大切なようです。

CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。

炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
CFRP 加工」のエーシーエム

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