ごぶさたしております。毎日暑いですね。お昼休みに外を歩いたらセミの声が聞こえて、急に学生たちの夏休みが羨ましくなりました。弊社は来週後半からお盆休みですが、学生の長い休みに比べたらあっという間に終わってしまいそうです。まぁ、学生の夏休みもあっという間に終わるのは変わらないかもしれませんが・・・。

さて今日は、「A-VaRTM法」というお話です。

先日、SAMPE(先端材料技術協会)が主催する技術情報交換会に参加しました。海外の最新複合材情報のほか、講演では東レの吉岡様より「航空機主構造用低コストCFRPの開発」、信州大学の遠藤教授より「カーボン・ナノチューブの応用と成功に向けた安全性」を聴くことが出来ました。

「航空機主構造用低コストCFRPの開発」では、CFRPの力学特性が低いといわれるVaRTM法のデメリットを克服するA-VaRTM法(Advanced VaRTM法)の説明がありました。オートクレーブを使わずに成形することで、低コスト化を図る・・・弊社もオートクレーブを使わずに成形しているので、このあたりは個人的に大変興味のあるところです。

ちなみに弊社では主に真空バッグ法で成形を行っています。「プリプレグを使う=オートクレーブでしか成形出来ない」と思われている方が意外と多いですが、それは正しくありません。真空圧とオーブンでも成形が可能です。詳しくは製造工程をご覧下さい。

CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。

炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
CFRP 加工」のエーシーエム

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