こんにちは。今年になってブログを更新しない怠け癖がつきつつあるので、早いところ直さなければ!と焦っております。
というわけで今日は、「CFRPのバリについて」というお話です。
CFRPは機械加工できるの?という質問をよく受けます。結論から言えば、金属と同様の機械加工が出来ます。しかし気をつけなければならないのは、CFRPは積層された繊維の方向によって加工性に大きな違いがあるということです。例えばこれをご覧下さい。
ヤシの木もびっくりのバリバリ!
実はこれ、加工途中のCFRPです。炭素繊維の方向に逆らって加工したため、このようなバリが出ています。気をつけないと手に刺さるので危険です・・・。
CFRPには繊維方向があります。その方向によっては加工時にこのようなバリが出てしまうので、製品に見合った加工条件を選ぶことはもちろん、あらかじめ加工まで考慮に入れた適切な積層で成形をすることが重要です。
CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。
炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
「CFRP 加工」のエーシーエム
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